アジア

【バンコク行くなら】世界遺産アユタヤ遺跡を巡る現地ツアーのすすめ

世界遺産アユタヤ遺跡はバンコクから約80km北にあります。

バンコクへ旅行の際は訪れる人も多いのではないでしょうか。

初めてタイ・バンコクを旅行した感想【東南アジア随一の大都会】初めてバンコクに行く人に読んでほしい記事。実際にバンコクへ行って感じたタイの感想や食事・定番の観光スポットなど気になるコトをまとめてみました。...
そう!バンコクまで行ったならアユタヤ遺跡にも是非行くべき!

とか豪語している私も、実は当初日程に入れていませんでした。(おい)

それが、旅行中に出会ったタイの現地女性に「バンコク以外は観光するのか」と聞かれたのがきっかけです。

特に予定に入れていないことを伝えると、

タイの現地女性
タイの現地女性
モッタイナイ!せっかく来たんだから行ってきなよ!

と言われ、急遽現地ツアーを予約し観光してきました。

一人旅で現地ツアーに参加することに不安もあったのですが、意外と人との出会いも楽しめたので参加してよかったなと感じています。

そこで今回は

一人旅でアユタヤ遺跡の現地ツアーに参加した感想

をまとめてみます。

これからタイに行ってみたいと考えている方や一人旅の方の参考になれば嬉しいです。

  • タイのバンコク、アユタヤ遺跡に行ってみたい
  • アユタヤ遺跡に行った人の感想が知りたい
  • 一人旅で現地ツアーに参加するか迷っている

1.アユタヤ遺跡を観光するなら現地ツアーがおすすめ

バンコクからアユタヤ遺跡には自力で行けるのかな?

行けないことはありません。

電車とロットゥー(ミニバン)に乗ってバンコクから約1時間半でアクセスすることが可能です。

ただ、私は現地ツアーの参加を選びました。

ロットゥーは席が埋まらないと出発しないとか電車からの乗り換えに迷いそうとか、自力を渋る理由はいくつかありました。

まぁでも簡潔に言うと、

1週間もない貴重な旅行日程、
時間を有効活用したかったから

です。

私も友人と2人でヨーロッパ周遊した時など、かつては全て自力で周る派でした。

自力で観光するメリットは、やはり「時間に縛られず自由に観光できる」こと。

裏を返せば、自分で調べる必要がある分時間はかかりますし、何が起こっても全て自己責任です。

そして何よりのデメリットは、「自力=疲れる」それに尽きます。

タイ、暑いし…さ。

はい、そうです。

とにかく私、楽したいんです。

自力での観光は達成感もひとしおでしょうが、

限られた旅行日程を有効に活用できる

楽!めっちゃ楽!!

ということで現地ツアー派になってきました。

完全に個人的な意見ですね。

自身の旅における優先順位をイメージすれば、現地ツアーに参加するかしないかは自ずと決まるかと思います。

ちなみに、現地ツアーの予約はベルトラが使い勝手が良くておすすめですよ。

2.アユタヤ遺跡の観光スポット

参加する現地ツアーによって行き先は微妙に異なるかもしれませんが、アユタヤの代表的な観光スポットをご紹介していきます。

  1. バン・パイン宮殿
  2. ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
  3. ワット・マハタート
  4. ワット・ロカヤスタ
  5. ワット・プラ・シー・サンペット
宮殿と遺跡、アユタヤは盛りだくさんだったよ。

バン・パイン宮殿

まず始めは「バン・パイン宮殿」です。

アユタヤ遺跡は基本的にまとまった場所にあるのですが、ここで紹介する観光地の中では、バン・パイン宮殿のみ少しバンコク寄りに30kmほど離れています。

宮殿と聞くと、でーん!唯一無二!みたいなものを想像していましたが、着いてビックリ。

芝生と水辺に囲まれて癒される感じ。

宮殿と遺跡、アユタヤは盛りだくさんだったよ。

穏やかな庭園が広がっていて、その中に中国風や洋風やらの宮殿が複数点在しているという興味深い所でした。

この時点で大都会のバンコクとは全然雰囲気が違って、二度おいしい気分というか、来てよかったなぁと噛みしめます。

塔の中に入って最上階まで登ることもできました。

いい眺めです。

混雑もなくて観光しやすかったよ。

宮殿と遺跡、アユタヤは盛りだくさんだったよ。

こちらは塔の向かい側の下から。

この龍で全然見えていませんが、ひょっこりしている塔が先ほどの写真を撮った所です。

象の形に整えられた植木の群れゾーンがありました。

かわいくてもちろんツーショット撮ったよね。

タイっぽい!

割と広くて見どころ多かったですが、時間に急かされることはなく満足いくまで見て周れたと思います。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

ここからは、いよいよアユタヤ遺跡巡りになります。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」は、

大きい!

感想が雑。

その昔、ビルマ(現ミャンマー)との戦いに勝利した記念に建てられたそうです。

塔の高さは72mで、登ることもできます。

塔の上から見える景色はなかなかのものです。

ずらーっと並ぶ仏像は圧巻ですし、他にも、涅槃仏(寝仏)など見ることができます。

階段を登る際は脆くなっている部分や狭い所もあるので気を付けてね。

ワット・マハタート

アユタヤ遺跡の中でも特に有名なのが「ワット・マハタート」ではないでしょうか。

ビルマ軍の侵略で頭部のない仏像群があったり、長らく廃墟となっていた場所です。

無知でも分かる、歴史が深そう…。

この写真に写っているのは元々この形ではなく、当初は約50mの仏塔だったそうです。

無残に崩れ去った、まさに廃墟

歴史に疎い私は「ラピュタみたい…」としか感想が出てきませんでした。

本当に長い間、人がいなかった場所なのだということをひしひしと感じます。

戦争の悲惨さが伝わってくるね。

先述の通り、私は一人でアユタヤ遺跡の現地ツアーに参加したのですが、他にも一人旅で参加している人をちらほら見かけました。

その中に、何故か私の直感で「仲良くなれそう!」と思った一人の女性が。

速攻バン・パイン宮殿で声をかけた私。(笑)

Mちゃんという年上のお姉さんだったのですが、意気投合してツアー中一緒に行動しました。

話を聞くと、彼女はワット・マハタートのこの「木の根に覆われた仏頭」に一番訪れたかったのだとか。

木はもちろん成長し続けるので、いつかはこの仏頭も見えなくなるのでしょうか。

そう思うと感慨深いですね。

もしこの仏頭の前で写真を撮る際は、

自分が仏頭より低い位置になるようしゃがんで映る

のが礼儀となっています。

ワット・ロカヤスタ

ワット・ロカヤスター」で見ることができるのは、見事に大きな涅槃仏(寝仏)です。

全長28m、高さは5m!

バンコク三大寺院の一つ、ワット・ポーの涅槃仏よりは小さめ。

ただ、あちらと違うのは屋外という点だからか、私は巨大に感じました。

涅槃仏と後ろの塔以外に遮るものもないので、その堂々たるや。

天気によって見え方変わりそうですね。

青空の下悠々とした仏、あるいは暗黒の下に佇む仏…。

妄想が膨らんでしまいますが、いずれにせよ、壮大です。

ここで大人しい野犬に遭遇し、距離をとって眺めただけですがかわいかったです。

バンコクは本当に野犬が多いよ。

ちなみにここは駐車場からめちゃくちゃ近くてビックリしました。

なんやかんや歩いて行く遺跡が多いですが、ここはほぼほぼ歩かず。

突如として涅槃仏が登場しますよ。

ワット・プラ・シー・サンペット

最後に訪れたのが「ワット・プラ・シー・サンペット」です。

アユタヤの中でも特に重要な場所で、3つの仏塔にはアユタヤ王朝歴代の王の遺骨が納められています。

バンコクにあるワットプラケオ(エメラルド寺院)のような所だね。

ここも同じく破壊された戦争の爪痕が見て取れます。

こういった遺跡が残っている・残していくというのは、改めて考えるとすごいことですよね。

並ぶ3つの塔にそれぞれ王が眠っているのかと思うと…威厳を感じる佇まい。

仏塔の途中までは階段を登ることができました。

足を踏み入れて良い所と禁止されている箇所があります。

どこの観光スポットでもそうですが、近年日本人の写真マナーなどが問題にもなっています。

歴史への敬意を忘れず、失礼のない行動を心がけましょう。

3.アユタヤ遺跡観光ツアーで象乗り体験!

アユタヤ遺跡のすぐ近くにある「アユタヤ・エレファント・キャンプ」にて、象乗り体験ができます。

比較的、大体のアユタヤ現地ツアーに含まれています。

私が現地ツアーに参加しようと決めたのはこの象乗り体験が出来ると知ったからでした。

一度象に乗ってみたかった!

乗り心地は、

ふっかふっか

のっしのっし

乗り心地は思ったより全然良かったです。

ただ出発前に私よりも先にタイ旅行へ行っていた友人はもっとジャングルっぽい所で川を横断するような象乗り体験をしていたので、そこはやっぱりツアーっぽいなと思いました。

いかんせん車が走る道路沿いだったりアトラクションのような流れ作業感は否めませんが、でも逆に安心感はあり。

象さん、ありがとう。

知り合って仲良くなったMちゃんと一緒にパチリ。

夢がかなった私はご満悦でした。

本当に楽しかったな。

もちろん人によると思いますが、私が乗った象使いのお兄さんは笑顔がめちゃくちゃ良い人でした。

象乗り体験ではやたらタイ人の笑顔に遭遇したような。

小さな子供2人を連れて乗ったタイ人のお父さんとすれ違ったり、仕事仲間で休憩中なのか制服を着た男性陣たちが手を振ってきたり、カメラを向けると皆ニッコリ笑顔で返してくれたのが印象的でした。

個人的には今まで行った海外の旅写真を見返しても、タイ人の笑顔に勝るものはまだないです。

さすが微笑みの国、タイ。

4.バンコク周辺の観光地もセットで楽しむアユタヤ遺跡ツアーもよし

アユタヤの主な観光スポットについてご紹介してきましたが、現地ツアーにもいろいろな行き先の組み合わせがあります。

アユタヤ遺跡だけのツアーでもよいですが、そもそもバンコク旅行に行くなら当然バンコクの三代寺院も外せない観光スポットですよね。

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私はアユタヤ遺跡&バンコクの三大寺院がセットになったツアーに参加しました。

ワットアルン、ワットポー、ワットプラケオ!

アユタヤ遺跡
  +
バンコク三大寺院

の二つ合わせて周るツアーは、バンコクとアユタヤの定番観光スポットを一気に巡れます。

このようなたっぷりめのツアーだと、

朝から夕方頃まで

とほぼ一日取られてはしまいますが、私が参加したツアーではまだ日が明るい内の終了だったのでその後バンコク市内でゆっくりカフェに行ったりと観光の余裕もありました。

以前ハワイ旅行の記事でも書いたのですが、

初めての国へ旅行する際は、2日目くらいにぐるっと周れる現地ツアーに参加

することをおすすめします。

手っ取り早くまずは全体をかいつまむことで、自分の好みが分かりますし、それによって行きたいところを絞れるからです。

旅行計画に悩んだら、是非この方法を試してみてください。

・おわりに

振り返ってみるとアユタヤ遺跡(+バンコク三大寺院)ツアー大満足でした。

全く持って私事ですが、あの時アユタヤ観光を勧めてくれた現地女性には感謝しかありません。

バンコクは世界的にもトップレベルの大都会ですが、少し離れれば全く違う哀愁漂った歴史の姿に出会えるのがアユタヤです。

全く対照的でありながらどちらも刺激的。

是非タイ・バンコクへ旅行の際はアユタヤ遺跡にも行ってみてください。

当記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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