東南アジアの中でも人気の旅行先、タイ・バンコク。
微笑みの国 タイ
とはよく言いますが、実際行ってみた感想としては確かにその通りでした。
すごく個人的な意見ではありますが、30ヶ国以上の旅写真を見返してもいまだにタイの人の笑顔が一番印象的だったなと感じています。
今回はそんなタイの首都であるバンコクの特徴や旅行計画で気になることについてまとめました。
これからタイのバンコクへ旅行してみたいなと考えている方の参考になれば幸いです。
- タイ・バンコクに行ってみたい
- バンコクはどんな街なのか気になる
- バンコクに実際行った人の感想が知りたい
Contents
1.タイ・バンコクは大都会

首都バンコクは完全に都会です。
高層ビルやお店等近年の発展ぶりは目まぐるしく、発展途上国とは思えないほどにその街並みは成長し続けています。
正直バンコクに行く前の想像と全然違いました。
そうそう、こういった屋台街のイメージです。
このようなお店も最近は一気に減っていってるんですよね。
よくGoogleマップのストリートビューで旅を楽しむ私なのですが、
とかつい一人言が出てしまう勢いで。
都会になってどんどん便利になるのも楽しみな一方で、古き親しみのある街並みが急速に失われていくのは少し寂しい気もしますね。
あととにかく野犬が多いです。
日本では野良犬はほとんど見かけないため、少し驚きました。
タイでは生き物を大切にするという精神があるので、野犬にエサをあげたり街の中で共に生活していくのは不思議なことではないんですね。
2.タイ・バンコクの食事はおいしいのか
バンコクに行ったなら楽しみの一つとしてかかせないのがタイ料理。
日本にいるとタイカレーはおなじみですが、他にもタイらしい料理と言えば‥
私がバンコクに行って感じたタイの食事について印象的だったことが3つあります。
タイ料理はどんな味?

「タイ料理ってどんな味?」と聞かれると一瞬悩みます。
だって、バンコクのご飯屋さんでいくつか頼んで一口味わってみると、
辛くて
甘くて
すっぱくて
しょっぱい
が全部やってきたんだもの。
辛いかと思ったらココナッツミルクでまろやかさもあったり、日本で言う醤油みたいなナンプラーでクセの強いコクもあるし。
そして
パクチー
レモングラス
などハーブの香りが強いことも特徴。

ちなみに私の両親はパクチーやナンプラーが苦手で、ぶっちゃけタイ料理は口に合わなかったと言っていました。
辛さや香りが強いので、確かに好き嫌いは分かれるかもしれませんが、好きな人にとってはたまらなくクセになるのがタイ料理。
東南アジアの中でも人気のエスニック料理です。
タイの食後はフルーツとスイーツで締める!

タイはマンゴーをはじめ、果物が豊富なイメージもあるのではないでしょうか。
フルーツジュースを売っているお店も多く見かけます。
ただ私は屋台のお店で購入したフルーツジュースを最後に、食事はレストラン限定で行こうと決めました。
オブラートに包んで言うと、私の舌には少しハードルが高かったからです。
そしてタイは辛い食事の後には甘い食べ物で締めたり、1食が少なめの代わりに間食が多めの食文化。
ヘルシーなスイーツも盛りだくさんですよ。
もち米とココナッツミルクとマンゴーのコラボ
「カオニャオマムアン」
ココナッツミルクに浮かぶ白玉ぜんざい
「ブアローイ」
野菜や果物のミニチュアは見ても楽しいタイの和菓子?
「ルークチュップ」
クレープに練乳やチョコを爆がけ
「クレープロティ」
などなど、タイには独自のスイーツが様々。
どれも日本ではまだ珍しいお菓子が多いので、いろいろ試してみたくなりますね。
レストランチェーン店で「タイスキ」を味わおう

鍋に魚介類や薄切りのお肉・肉団子・野菜などを入れて、火が通ったら辛さと酸味のあるピり辛タレにつけて食べる「タイスキ」も人気メニューの一つです。
ネーミングは
タイのすき焼き
からとっているそう。
けれども、食べた感想としてはすき焼きというより、
鍋。
タイ風しゃぶしゃぶとも言われていますが、具材を全て入れて煮立ったらさぁ食べましょうという感じなので鍋っぽいなぁと。
タイスキレストランといえば「MK(エムケー)」が有名です。

MKでは毎日定期的な時間帯になると従業員の皆さんが一斉に踊りだす「MKダンス」も風物詩。
店舗によって雰囲気は違うのかもしれませんが、私が見た時はなんだかアットホームな感じで和みました。
踊っている従業員さんは照れているor真顔のどちらかだったのがシュールで、また見てみたいけど今もやっているのかな(笑)
3.タイ・バンコク周辺の観光スポット

バンコクに行くならもちろん気になるのは観光スポット。
大都会のバンコクを楽しむだけでなく、周辺には多くの寺院が存在します。

寺院巡りでタイならではの仏教の世界観を感じるのがおすすめです。
まずは「バンコク三大寺院」は外せませんよ。
- ワットアルン(暁の寺)
- ワットポー(涅槃仏寺院)
- ワットプラケオ(エメラルド寺院)
「ワット」はお寺を意味します。
バンコクでは定番も定番の観光スポット。
チャオプラヤー川に沿って3つとも近い場所にあるので、観光もしやすいです。
それぞれとても凝った造りになっていて、タイの人々が仏教を奥深く信仰する様を感じます。
そしてバンコク中心部からは少し離れますが、比較的新しくて人気のお寺が、
- ワットパクナム
- ワット・サマーン・ラッタナーラーム
です。
偉大で眩しくて、とにかくどちらも圧巻!
初めてバンコクに行くならどれもおすすめの定番スポットなのでチェックしてみてくださいね。
4.タイ・バンコクへの旅行を計画するなら
最後に、初めてバンコクに行く方へ向けて、旅行計画前に気になるポイントをいくつかまとめました。
良ければ参考にしてみてください。
ベストシーズンは何月?

バンコクは、
乾季 11月~3月
暑期 4月~5月
雨期 6月~10月
と大まかに3シーズンに分かれています。
年間平均気温は約29℃ですが、各シーズンの気温にそこまで大きな差はありません。
最も暑い時期で約35℃位というので意外ではないでしょうか。
もし選べるのであれば、やはり乾季をおすすめします。
とはいえ、雨期も日本の梅雨のようにしとしと降り続けることはなく、1時間ほど激しいスコールがあるといったイメージです。
ちなみに私は雨期の9月にタイに行ったことがあるのですが、一度も雨に降られることなく毎日快晴でした。
バンコク旅行は何泊必要か
バンコクに旅行へ行くなら、最低でも3泊することをおすすめします。
飛行機によっては2泊4日でも可能ですが、それだと弾丸すぎます。
リピーターだったり弾丸旅行の慌ただしさがもはや快感だと言うならアリかもしれませんが、少なくとも初めてのバンコクなのであれば
絶対3泊以上、というか個人的には4泊が望ましい
です。
1日目 日本からバンコクへ
2日目 バンコク市内観光
3日目 バンコク周辺のお寺を観光
4日目 アユタヤ遺跡ツアー
5日目 バンコクから日本へ
ざっくばらんに言うとこんな感じで4泊はしたいところ。
しれっとアユタヤが含まれましたが、せっかくバンコクまで行ったなら是非アユタヤ遺跡も日程に組みたいじゃないですか。

上記のスケジュールは4泊5日ですが、もちろん2日目の内容を削って3泊4日でもアユタヤ観光は可能です。

そういえば、タイのマクドナルドではドナルドが合掌していました。
私は観光スポットはもちろんだけど、時間の合間に現地のファストフードとかフードコートとかも楽しんでみたいタイプです。
私の好みは置いておいても、初めての国に行くときは迷ったり疲れたりしやすいもの。
時間に余裕のある旅行計画を立てましょう。
バンコクでの服装について
バンコクは基本的に年中気温が高いので、つい服装は「半袖でいいでしょ」と油断しがち。
ただ注意したいのは、お店や電車の中です。
だいたいどこでも冷房がガンガンに効いています。

バンコクは電車での移動が便利です寺院などの観光地でも露出のある服装が禁じられている場合もあるので、
ショール
カーディガン
など何か羽織れるものを持っていた方が良いです。
また、もし高級なレストランやホテルでのディナーなどを考えているのなら、ドレスコードがある場合もあるのでチェックしておきましょう。
常夏の国ゆえに、なんとなくラフな格好だけでいいかなとイメージしがちですが、自分の旅行スタイルに合わせて別に1枚用意しておくと安心ですね。
バンコクの交通事情

バンコクは交通網が豊富。
- BTS(高架鉄道)
- MRT(地下鉄)
- タクシー
- バイクタクシー
- トゥクトゥク
観光スポットの話で出てきたソンテウ(乗り合いバス)はバンコク以外の地方で便利な乗り物だよ。
バンコクの人は徒歩で出かけることがあまりありません。
暑くて汗をかく
道がでこぼこ、汚れる
屋台の匂いが服に付きそう
このような理由からタイの人は少しの距離でも手頃な公共交通機関を利用するのだそうです。
タクシーやバイクタクシー、トゥクトゥクは現地在住で常連にもなると安くしてくれる場合もありますが、初めてだとぼったくりなどが心配です。
タクシー・バイクタクシー・トゥクトゥクに乗るなら、値段交渉は必ず乗る前に行いましょう。
WiFi環境がある
高くてもいいから安心なのが良い
そんな人は配車アプリ「Grab」を使うのも手です。
ただし貴重な旅行日程、ぼったくりはもちろん渋滞も気になってしまうので私は電車移動がほとんどでした。
バンコクでは電車が便利なのは間違いありません。
・おわりに
急成長を遂げる大都会バンコク。
何度でも行きたくなるのは常に変化し魅力が尽きない都市だからではないでしょうか。
是非この記事が参考になれば嬉しいです。
