根はめちゃくちゃインドアなむきえりです。
夫の趣味がお散歩や登山なので、休日はよくお散歩に連れ出されるのですが、その延長線上で簡単な登山やキャンプにも参戦するようになりました。
ちなみに関東でキャンプをするなら山梨県がおすすめ。
海がない内陸県ですが、富士山・南アルプス・八ヶ岳・奥秩父山地などの大自然に囲まれ、その雄大な景色は感動モノです。
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キャンプで楽しみの一つといえばやはりキャンプ飯!
アウトドアでのご飯って非日常でなんだかワクワクしますよね。
最近ではお洒落なグリルやダッチオーブンなど便利なものがどんどん豊富になってきていますが、車を持っていない我が家にはまだまだ夢の世界。
キャンプ初心者の私、そして夫も揃えているのは基本的に登山用品のため、作れるものは限られてきます。
そんな私たちでもキャンプ飯は毎回テンション上がる仕上がりで楽しんでいます。
初心者の方が楽しめる簡単なキャンプ飯についてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
初心者の私でも楽しめた簡単おすすめキャンプ飯6選!
野外で食べるご飯ってなんであんなにおいしく感じるんでしょうか。
なんだったらおにぎりでもポテチでもテンション上がるし、お湯さえ沸かせばカップラーメンも何故かいつもよりおいしく感じます。
それもいいのですが、定番のアウトドア料理から初心者の私でも少しの準備で簡単にできたキャンプ飯をご紹介します。
①BBQ串に刺してバーベキューの楽しさUP!

ほとんどの人が体験したことあるであろうバーベキュー、アウトドアの定番ですよね。
肉と野菜ただ焼くだけやんか!
という声が聞こえてきそうですが、私が使ってみて楽しかったのが、BBQ串!
食材を網の上に「ていっ!ていっ!」と置いていくだけなのも少し味気ないかなということで購入してみました。
なんて単純な奴だと自覚しながらも、串に刺すだけでなんかもう見た目最高です。
ウインナーとかシイタケとか、あっ魚はテンションが上がりますよ!
自分で釣った魚なら満足感もひとしおですが、私たちはスーパーで買ったししゃもをぷすっとしました。
くるくる回して焼き加減見ながら焼けるのがまたいいんですよね。
気を付けるべき点は、細くて尖っているので保管や持ち運びの際には細心のご注意を。
②にんにくのアヒージョは試す価値大アリ!

突然ですがニンニクは好きですか?
我が家は一時期、毎日一人1個消費していたほど大好きなんですけど、ニンニク好きの人には絶対おすすめしたいキャンプ飯がニンニクのアヒージョ!
アヒージョと聞くと海老・牡蠣・エスカルゴなどちょっと豪華な食材を入れるのをイメージしますよね。
オリーブオイルにスライスまたはみじん切りしたニンニクを入れて・・
ですが、キャンプなのでここはあえて大胆にまるごとニンニクメインのアヒージョをおすすめしちゃいます。
スキレット・コッフェル・それらがなければ網の上にアルミ皿でもできるので自分が持っているもので意外と気軽に作れるんです。
ニンニクの皮を剥くのがちょっと大変ですけど、そこだけ頑張ってください。
ちなみにニンニクの皮を大量に剥くときはこまめに手を洗わないと指先が炎症を起こして火傷したような痛さに見舞われることがあるので気を付けてください。
皮むきを乗り越えれば作り方はいたって簡単。
《作り方》
たっぷりめのオリーブオイルに鷹の爪と塩(入れすぎ注意)を入れて煮立ったら皮をむいたニンニクをまるごとゴロゴロ放り込むだけ。
マッシュルームもあると嬉しい。
火が通ったら最後にパセリを足して、お洒落なアヒージョの完成です。
ホクホクの食感がたまりません。
ニンニク風味のオリーブオイルに是非カリカリのパンを浸して食べてください。
余ったオリーブオイルどうしよう・・
なんて心配もご安心を。
次の料理に活用(パスタや焼きそば、ここで後述するメニューにも)できるので無駄なく楽しめます。
③丸ごとカマンベールで夢のチーズフォンデュ!

何にでも合うチーズもキャンプではおすすめの食材です。
特に手頃なサイズで表面が固い白カビで覆われているカマンベールチーズは丸ごと使うことができます。
キャンプなら是非カットせずに丸ごとチーズフォンデュにすれば間違いなし!
普段家で食べるときは8分割にカットして、1個ずつちびちびと堪能する方も多いのではないでしょうか。
それを1回の食事で丸ごと、それも外でチーズフォンデュなんて少し贅沢な感じがしますよね。
《作り方》
アルミホイルで器を作りカマンベールチーズを丸ごと入れます。
食べる時にディップ出来るよう、カマンベールの上側をディップ出来るように丸く切り込みを入れておきます。
固いですがしっかり切り込みを入れておきましょう。
崩れたりこぼれないしないように少し淵どりを残して切るとよいです。
網の上かフライパンなどで熱します。
チーズが溶けてきたら切り込みを入れて蓋になったところを外せば完成です。
溶けたら火の弱い所によけるか弱火にしましょう。
チーズは本当に大体何でも合うので好きなものをディップして楽しめます。
ああ、食べたくなってきた。。
④丸ごとカマンベールチーズにベーコンを巻き付けろ!

またまたカマンベールチーズです。
はい、チーズ大好きなんです。
これは結構有名なレシピですが、私が夫に初めて作ってもらったアウトドア料理が丸ごとカマンベールのベーコン包みでした。
《作り方》
丸ごとカマンベールチーズにベーコンを一枚巻き付け、ばってんを描くように2枚目を巻き付けます。
「米」の字を書くように3枚目4枚目のベーコンを巻き付けます。
物足りない人はさらに十字にベーコン2枚プラスでも可。
ベーコンの数はお好きにどうぞとアバウトな感じです。
スキレットやコッフェルに乗せて熱します。
表面がこんがりしたら黒コショウをかけて出来上がりです。
切り分けるとぶしゃーとなるのは致し方ありませんがそれもよし。
こちらもパンにつけたり野菜に絡めたりして食べるのがおすすめです。
熱々のチーズはたまらなく幸せな気持ちにさせてくれます。
もはやアウトドア料理にチーズは欠かせません。
チーズ、全力でおすすめします。
⑤デザートは幸せな気分に浸れるスモアで決まり!
おやつやデザートに焼きマシュマロ を是非試してみてください。
マシュマロってそんなに頻繁に食べる機会ないと思うのですが、焼くと熱々トロトロの食感に変わってびっくりしませんか。
あのギャップ半端ないですよね。
焚火で串に刺して焼く場合は白くなっている炭のそばに持っていき焼き加減を見ながら数十秒待つといい感じに焼けます。
直接火につけると一瞬で焼け焦げて灰になるのでご注意を。笑
チョコレートやビスケット・ワッフルなどと一緒に食べるともうそれはそれは激アマなんですが、少し肌寒い屋外ということも相まってその甘さが身に沁みわたります。
紅茶を飲みながら食べると何個でもいけちゃいます。
網の上ならスキレットスモアがおすすめ。
《作り方》
スキレットに砕いたチョコレートを敷き詰めて、そして上にマシュマロを並べて温めます。
マシュマロが溶けてきたら最後バーナーで炙ると焦げ目がついて完成です。
グラハムクラッカーをディップして食べたら最高ですね。
冷めると美味しくなくなるので温かいうちに食べちゃいましょう。(こびりつくと片付けも大変です)
「スモア」は英語の「some more(もう少し欲しい)」からきているとのことですが、
分かる。
共感でしかない。
しょっぱいもの好きの私でもこれは特別!って感じです。
⑥フライパンで彩り鮮やかな簡単パエリア!

張りきった朝ごはんやブランチにおすすめしたいのがパエリア。
パエリアって難しそう・・と思ったそこのあなた。
私もそう思っていましたが、やってみると意外と簡単だったんです。
見た目も綺麗なので目で見てももちろん食べても美味しいキャンプ料理の一つです。
フライパンでもいいしなんだったらアルミホイルでも手持ちのもので構いません。
野菜などは先に切ってから持っていくと時間短縮になりゴミも少なくなるので時間に余裕があれば事前準備をおすすめします。
《作り方》
海老・イカ・あさり・鶏などを使う場合は先にオリーブオイルと塩コショウで炒めて取り出しておきます。
たっぷりのオリーブオイルを全体に広げ、みじん切りのニンニクを入れて香りが立ってきたら、そこに生の米を入れて炒めます。
米は洗わないのがポイント。
研がない方が油が馴染んで味がしみ込み、美味しさがUPします。
お米が透き通ってきたらみじん切りの玉ねぎを入れさらに炒めます。
玉ねぎも透明になったら、小分けになっている顆粒のコンソメ1つとサフランをまんべんなくふりかけて塩コショウし、米と同じ量の水を加え上に具材を乗せていきましょう。
この写真の時はアサリ・アスパラガス・パプリカ・ズッキーニ・エリンギ・トマト(角切り)を並べました。
意外とこの具材の盛り付けがセンス問われるんですよね。
私は是非リベンジしたいです。
蓋をして15分ほど様子を見ながら火にかけます。
火を止めてしばらく5分ほど蒸らしたら蓋を開けて完成です!
次作るときは仕上げにパセリやレモンを飾ろう、うん、そうしよう。
⑦朝ごはんにおすすめなのは断然ホットサンド!

浩庵キャンプ場の記事でも紹介したホットサンドメーカーです。
キャンプに行く前日、夫がしれっと買って帰ってきたのがこちら。
CHUMS(チャムス) ホットサンドウィッチ クッカー
「チャムス」のホットサンドメーカーです。
めちゃくちゃかわいくないですか。
これは食パン1枚がぴったり収まるサイズです。
ホットサンドメーカーって気にはなっていたんですけど、いいないいな~と思いつつなかなか買わないシリーズの一つ。
でも一度使ってみてそのすごさに驚きでした。
《作り方》
ホットサンドメーカーの片面にオリーブオイルをまんべんなく塗ったら食パンを置きます。
食パンの上に好きな具材を並べます。
レタス・トマト・チーズくらいの具材なら食パンは6枚切りでもちょうどよかったですが、もっとガッツリたっぷり挟むんだ!という方は8枚切りがおすすめかも。
もう一枚の食パンの片面全体にまんべんなくオリーブオイルを塗ります。
オリーブオイルが付いた表面が上になるように具材の上に乗せたら、もう片方のホットサンドメーカーをセットします。
火にかけます。
5分ほどしてジュ~という音が聞こえてきたら、気を付けながらホットサンドメーカーを開いて焼き色を確認してみてください。
こんがりとお好みの焼き色になったら完成です。
具材はたっぷり挟むのがおすすめ!
例えばチーズがはみ出たとしてもそのチーズがカリカリになっていてめちゃくちゃおいしいんです!
《おまけ》
ホットサンドメーカーはこれまた使い勝手がよいです。
先ほどご紹介した「カマンベールのベーコン包み」をホットサンドメーカーに挟んでもいいですよね。
あと「ゆるキャン△」でやっていた肉まんも美味しそうだなぁ。
恐るべしホットサンドメーカー。
その魅力は計り知れません。
オリーブオイルを引いて挟めば割となんでも作れちゃうので私もこれからいろいろな具材で挑戦してみようと思います。
まとめ

キャンプ用品が揃っていないとなかなか敷居が高く感じるキャンプ飯ですが、初心者の方でも揃えやすいグッズで気軽にできるアウトドア料理をいくつかご紹介してみました。
使う道具も絶対これじゃなきゃできない!というわけではないので、気軽に揃えられるもの、または持っているもので代用でも意外となんとか作れるものです。
ネットでレシピを検索してもそれぞれ違うのと同じように、材料など足りないものがあったとしても自分なりのアイデアで作ってみたら新たな発見があるかもしれません。
簡単な料理でも自然の中で食べるというだけで美味しさ倍増のキャンプ飯。
是非料理も含めてキャンプを楽しんでみてくださいね。