以前親知らずを抜歯したタイミングで新しく生活に取り入れてみたくなったもの。

歯科恐怖症の私。ただ怖い怖いというだけでなく歯を大事にする行動の一歩として始めてみました。
現代において「電動歯ブラシ」は物珍しいものでもありませんが、日本での普及率はまだまだ2割程度と少なめです。
かくいう私も、最初に使ってみたいなと思ってから実際使い始めるまでになんと10年経過。
きっかけがないだけで、意外と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ向けて、私が半年使い続けて実際に感じた電動歯ブラシのメリットとデメリットをまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
- 電動歯ブラシが気になる
- 電動歯ブラシってどんな効果があるの?
- 電動歯ブラシの選び方、使い方を知りたい
Contents
・「電動歯ブラシ」のメリット
30年以上普通の歯ブラシ使ってたけど、ついに電動歯ブラシデビュー。
そう。基本的に歯磨きは手動の歯ブラシでも事足ります。
それなのに電動歯ブラシを使用するメリットは一体何でしょうか。
歯磨きを効率的に

第一に、手動の歯ブラシとの徹底的な違いはこれです。
電動歯ブラシは手を動かさずともスイッチを押して歯に当てるだけで自動的に歯を磨き上げてくれます。
一般的に、歯磨きの時間は
手動の歯ブラシで約5分~10分
汚れをしっかり落とすにはこれくらいの時間が必要です。
それが、
電動歯ブラシなら約2分
毎日のことだからこそ、効率良くできるのは嬉しいですよね。
電動歯ブラシなら、歯磨きの時間を短縮しつつ丁寧に磨けます。
すっきりツルツルな歯に

個人的に、手動から電動歯ブラシに変えて最も驚いたのがこれ。
電動歯ブラシで初めての歯磨きを終えた直後、何気なく歯を舌でなぞってみて驚愕しました。
歯がツルッツルではありませんか。
手動の歯ブラシでは感じたことのなかった感覚です。
逆に言うと磨き残しも分かりやすくなりました。
メーカーにもよりますが、
電動歯ブラシの振動は数千回~数万回/分
手動だと300回程度が限界なので、その差は歴然。
ツルツル・なめらかな爽快感は電動歯ブラシの賜物です。
歯をより健康的に

手磨きだとどうしても力加減だったり磨き癖がでてしまいます。
また物心ついてからずっと毎日の習慣であるゆえに、つい適当になってしまう人も多いのではないでしょうか。
テクニックや均一さなど、手磨きでは難しい所をカバーできるのが電動歯ブラシの良い所です。
オーラルケアの促進
に繋がります。
具体的に挙げると、
- 虫歯予防
- 歯周病予防
- 歯石予防
- 口臭ケア
正しく電動歯ブラシを扱うことで、手磨きよりも効果が期待できます。
オーラルケアを意識して清潔に気持ちよく過ごしたいと考えたら、電動歯ブラシはおすすめです。
・「電動歯ブラシ」のデメリット
歯科恐怖症の私としてはメリットが魅力的だったわけですが、電動歯ブラシのデメリットについても説明します。
費用がかかる

電動歯ブラシにしようか迷っている人は、値段に引っかかっている人が多いです。
電動歯ブラシもピンキリですが、上記のメリットを実感するなら大体5000円~の値段にはなってしまいます。
機能性の高い電動歯ブラシを購入しようと思ったら、1万円を超えるものも。
そして忘れてはならないのが、本体だけじゃないということですよね。
約3ヶ月に1度、替えブラシの交換が必要です。
ブラウン オーラルB | 600円前後 |
フィリップス ソニッケアー | 1,300円前後 |
パナソニック ドルツ | 150円前後 |
オムロン | 250円前後 |
お値段はざっくりとこんな感じ。
他にも、以下は絶対に必要なわけではありませんが、
- 歯間用ブラシ
- 舌用ブラシ
- 歯茎マッサージ用ブラシ
などなど通常の歯磨き以外でオーラルケアに特化した替えブラシも存在します。
逆に歯を傷つける可能性

そもそも人が手動の歯ブラシで歯を磨く際、想像以上の力が入っています。
その感覚のまま電動歯ブラシを使ってしまうとどうでしょうか。
歯茎や歯を傷つけかねないのです。
最近は、強い力が加わりすぎると自動停止する機能が付いた電動歯ブラシも。
電動歯ブラシのメリットは、あくまでも正しく扱ってこそ発揮されます。
手動の歯ブラシと電動歯ブラシの違いを理解し、最初はしばらく使い方を意識しなければなりません。
ちなみに「電動歯ブラシ専用の歯磨き粉」を選ぶことも大切です。
手動の歯ブラシで使う歯磨き粉には
- 研磨剤
- 発泡剤
が含まれているので、電動歯ブラシで使ってしまうと歯を傷つけてしまったり磨き残しを確認しにくくなるからです。
・「電動歯ブラシ」の選び方

電動歯ブラシと一口にいっても、種類がいくつかあります。
例えば駆動方式は、
- 回転式
- 音波式
- 超音波式
と主にこの3つ。
いわゆる振動式の電動歯ブラシに音波式や超音波式が含まれます。
音波式と超音波式の違いは、周波数です。
超音波式は、音波式よりもさらに高い周波数で細かく振動します。
歯垢除去力に優れているのが超音波式ですね。
また、
- 充電式
- 乾電池式
があります。
充電式は内臓バッテリーが弱ると買い替えが必要になってしまうのがネック。
ただしパワーが違うので、機能性が高い電動歯ブラシを選ぶなら大体が充電式です。
単にコストパフォーマンスを重視、あるいは旅行先など持ち運び用の電動歯ブラシなら乾電池式が良いでしょう。
・「電動歯ブラシ」の使い方

誰もが願う「健康でツルツルの歯」。
前述したように、ここまで述べてきた電動歯ブラシのメリットは
電動歯ブラシを正しく使うこと
が大前提です。
正しく扱うというのは、ずばり「ブラシの当て方」。
- 歯の表面、上面
→90° - 歯と歯茎の境目、前歯の裏側
→45°
場所によって角度を意識して当てていきます。
また、電動か手動かどうかにかかわらず何気にポイントなのが「磨く順番」です。
歯磨きってどうしてもながら作業になってしまいませんか。
表面(歯の側面)にも頬側と舌側があり、
上面(かみ合わせの面)、
歯と歯茎の間、
一番奥の歯、
それが左右上下・・。
意識してみると磨くべき場所ってけっこう多くて細かいですよね。
磨き残しを防ぐためにも、自分の覚えやすい順番でいいのでルートを決めておくのがおすすめです。
・おわりに
使い続けてみて感じた「電動歯ブラシ」のメリット・デメリット。
そして購入する前に確認したい選び方・使い方について書きました。
必ずしも電動歯ブラシでなければならないということは全然ありませんが、
- 歯磨きの仕上がりを確認
- 普段から歯の健康を意識
これらを重視するなら、手動の歯ブラシよりもはっきりと実感できる電動歯ブラシはおすすめです。
気になってるあなたもこの機会にぜひ取り入れてみてください。
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