夫が半年以上、いや、もう年単位でずっと言い続けていました。
なんでも伊豆の海はとっても綺麗なんだとか。
私は正直「キレイな海」目当てで行くなら断然「宮古島」を推しているので、ついついその想いを聞き流してしまっていたんです。
しかしついに夫が立ち上がりました。
ということで今回は、ホテルも交通手段もどこに行くかも全て夫におまかせしました。
2月中旬という伊豆の海で考えるとオフシーズンですが、想像以上に楽しめたので、
- 南伊豆の海ってどれくらい綺麗なの?
- 冬の伊豆旅行はどんな感じか気になる
- 都内から南伊豆に旅行を考えている
こんな人は是非参考にしてもらえたら嬉しいです。
Contents
「南伊豆フリー乗車券」でお得に観光
準備万端で夫が差し出しました。

- 2日間有効で東京都区内からだと往復6,270円
- 伊豆急行線の普通列車自由席と東海バスの指定された路線内なら乗り降り自由
ふむふむ、JRの切符にはいろんな種類のものがあるんだね~
「フリーエリアまでの往復区間は普通列車(快速を含む)の普通車自由席をご利用ください」ってあれ?終始普通列車の旅なの??
確かにお得ですが都内⇔下田が片道4時間という事実に少し構えてしまったのは本音です。
とはいえ冬の平日だったこともあり、都内脱出で通勤ラッシュに巻き込まれた以外は空いていたので意外と快適でした。
やはり安い!
だって踊り子号に乗ったとしたら片道だけでこの「南伊豆フリー乗車券」の代金になります。
時間は片道3時間なので大幅に早いわけではありません。
東京から南伊豆に行くなら確かにお得です。
ちなみに、南伊豆フリー乗車券の特典としてレンタカー特別料金があります。
フリーエリア内の指定されたレンタカー営業所なら
事前予約でSまたはAクラスが20%割引で利用可能
レンタカーでアクティブに旅を楽しみたい方には嬉しいですね。
JRで発売されているフリー乗車券には南伊豆以外にも様々なエリアのものがあります。
利用開始日前日までに購入が必要ですが乗車券タイプなので別途特急券や指定席・グリーン券を購入するのもアリ、楽しみ方はいろいろです。
私たちも帰りは疲れたので自由席グリーン券購入しちゃいました。
グリーン車最高。
フリー乗車券は旅のスタイルに合わせて上手く利用すればとてもお得な切符だと思います。
「ごろさや」で海鮮を食す!
さて、南伊豆は下田に到着しました。

ちょうどいい具合にお腹もぺこぺこです。
伊豆に来たなら必ず海鮮を食べねばと楽しみにしていました。
栄えある下田ランチに選ばれたのはこちら、「ごろさや」さん。

下田駅から徒歩5分なのでアクセスもよし、口コミも良かったので満場一致で決定です。
この日は予約でお座敷席は満席だったのですがカウンター席が空いていたので入ることができました。
人気店なので満席の確率が高いそうです。特に2人以上の場合は予約して行くことをおすすめします。
ごろさやメニューの中でも人気の「刺身定食(1,800円)」を注文します。

定食にはお刺身とご飯の他に、
小付、磯汁、茶碗蒸し(夏はところ天)、香の物、デザート
が付いています。
お刺身の盛り合わせは地魚を中心に盛り付けられており、金目鯛も入っていました。
金目鯛、大トロ、カンパチ、鰆、鯛、鯵、イカ、エビ、ホタテ、、

めちゃくちゃ美味しいです・・!
小付のひじきや香の物の沢庵そして大根のツマまでも、よく知っている味ではなく非常に繊細な味わいがありました。
あと磯汁はすごい。

一見何の変哲もないお味噌汁ですが、十数種類の貝類がたっぷり使われているんです。
いや、私実は貝類とか磯の匂いって少し苦手意識があるのですが、不思議なことに「ごろさや」さんの磯汁は美味しすぎて感動しました。
やはり新鮮さが違うのでしょうか、磯汁だけでも飲む価値あります。
デザートは桃とみかんのゼリー。

寒天を想像していたらもっっちりとしていて美味!
お腹も心もいっぱいに満たされました。
下田旅行の際は是非「ごろさや」さんでランチや夕食を味わってみてください。
店名 | 旬の味 ごろさや |
---|---|
住所 | 静岡県下田市1丁目5-25 |
アクセス | 伊豆急下田駅から徒歩5分 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~21:00(木曜定休日) |
「下田海中水族館」でイルカと触れ合う
腹ごなしに20分程歩いて向かった次の目的地は下田海中水族館です。

夫プレゼンツで予約しておいてくれた楽しい出来事が待っていました。
夫婦そろって初めての、イルカとのふれあい体験♡
水族館のエリア内に自然の入り江があり、その砂浜がドルフィンビーチになっています。

あくまで自然とイルカが近寄ってきてくれるのを待つ形なので少し心配だったのですが、私たちが海に入った途端イルカがこちらに向かってきてくれました。
スタッフさんの説明を聞きながらイルカに触ります。
イベント参加中は写真は撮れないのですが終わった後に遠くからイルカさんをぱちり。

スタッフさんいわく、雨が降ると山の土砂で海が濁ってしまうらしく、数日前まではもっと透明で綺麗な海だったそうです。
少し残念でしたがイルカは本当にかわいかったです・・!
他にもドクターフィッシュ体験・ネコザメに触れるサメ肌体験・ペンギンショー等々いっぱい海の生き物とふれあいました。
水族館の記事も追記予定です。
伊豆の海を再現した大水槽も見応えありましたよ。

割と年季の入った水族館ですが、満足度はとても高かったです。
キャッチフレーズに
イルカが近い!ペンギンが近い!アザラシも近い!
とありましたが本当にその通りだと思います。
彼らの可愛さ愛らしさに気付かされ、いまだに夫婦で思い返してます。
アットホームでのんびりとした「下田海中水族館」は小さい子供から大人まで楽しめるおすすめのスポットです。
施設名 | 下田海中水族館 |
---|---|
住所 | 〒415-0023 静岡県下田市三丁目22−31 |
アクセス | 伊豆急行線 伊豆急下田駅から バスで7分 車で5分 徒歩で25分 |
営業時間 | 9:00~16:30(季節によって前後、詳細は公式HPへ) |
公式HP | https://shimoda-aquarium.com/ |
「下田東急ホテル」でゆったり宿泊
閉館時間までたっぷり遊び尽くした後は、再び歩いてホテルに向かいます。
今回宿泊したホテルは「下田東急ホテル」です。

ちなみに下田駅⇔ホテル間はバスの送迎もあります。
迎えてくださったスタッフさんをはじめ、とても素晴らしいホテルでした。
スタンダードツインの標準的なお部屋ですが、程よい広さがあります。

オーシャンビューのお部屋を選んだので眺めも最高です。
備品やアメニティなど欲しいなと思った物はほぼ揃っていたので不便を感じることもなく快適でした。
夕食はレストランにて和食とフレンチが融合したコースディナーをいただきます。

伊豆は魚介類が最高ですね。
食事内容は季節やプランにより異なりますが、
伊勢海老と魚介類のフィッシャーマンズスープ仕立て オレンジ風味
この美味しさは是非味わっていただきたい最高の一品です。

伊勢海老、金目鯛、サザエ、ホタテ、タコなどなど豪華すぎる具材のオンパレード。
熱々の状態で出てくるので最後の一滴まで美味しくいただけました。
朝食ビュッフェも和食洋食をはじめとして種類豊富です。

案の定選びきれず、朝から食べ過ぎてしまったことは言うまでもありません。
私ビュッフェの盛り付けが下手過ぎて写真が載せられない為こちらのお寿司の写真を。

あっという間の1泊2日でした。
下田東急ホテルには、露天風呂はもちろん敷地内のガーデンなど至る所に太平洋の開放的な景色を楽しめる場所があります。
オフシーズンで空いていた為のんびりと過ごすことができ大満足です。
また暖かい晴れた日にも泊まってみたいなと思いました。
施設名 | 下田東急ホテル |
---|---|
住所 | 静岡県下田市5-12-1 |
アクセス | 下田駅から無料シャトルバスで6分 |
公式HP | https://www.tokyuhotels.co.jp/shimoda-h/index.html |
「下田の海」の綺麗さは想像以上だった!
高台にある下田東急ホテルのガーデンをお散歩中、驚きの景色が目に飛び込んできました。
海が・・!

伊豆にいることを一瞬忘れてしまうくらい、まるで南国のような海の色です。
オフシーズンの曇り空でもこの色って、夏の晴れた日なんて期待値高すぎじゃないでしょうか。
小道を少し下るとホテルのプールがあり、さらに下まで行くと鍋田浜という小さなビーチがあります。
イメージしていたよりも透明度が高いです。
確かに沖縄の海と比べるとまた違いますが、予想以上の綺麗さにギャップ萌えでした。
いい意味で期待を裏切られるので伊豆の海、侮れませんよ。
番外編:「河津桜まつり」で桜と菜の花を楽しむ
「河津桜」を知っていますか?
私はinstagramやテレビで見ていつか行きたいなと思っていたんです。
まさかの今旅、行きの電車内で河津駅を通る事実を知りました。

行き当たりばったりになってしまいましたが、せっかくなので2日目の帰りに寄ることにした次第です。

河津桜は早咲きの桜で毎年2月上旬頃から開花し3月上旬頃に満開を迎えるため、長きに渡って楽しめることから桜まつりが開催されます。
後で調べてみたところ桜まつりは2種類、
- 河津駅周辺で開催される「河津桜まつり」
- 南伊豆町で開催される「みなみの桜と菜の花まつり」
があり、私たちが行ったのは「河津桜まつり」でした。
「河津桜まつり」はアクセスが良く河津駅前から桜の道に沿って出店がずらーっと並んでいます。

桜を楽しめる範囲は本当に広いですよ!
私たちも結構歩いたつもりだったのですが、後で桜まつりのマップを見た所なんと全体4分の1程度しか歩いていなかったようです。
多くの人で賑わうので混雑はしていますが、お祭り好きな人にはたまらない雰囲気でした。
南伊豆の「みなみの桜と菜の花まつり」は混雑も激しくなくのんびり桜と菜の花を楽しめる
南伊豆町の河津桜も是非また行ってみたいです。
まとめ
初めての南伊豆、期待していた以上に楽しくて癒されました。
- 伊豆は海の幸が美味しすぎる
- 下田海中水族館に行くと海の生き物の可愛さを再認識できる
- 南伊豆の海は想像より綺麗でテンション上がる!
- 冬に南伊豆へ行くなら「河津桜まつり」をチェック
広い太平洋をひたすら眺めたり美味しいものをたくさん食べて、リフレッシュできた2日間でした。
あなたも是非、「南伊豆」を次の旅の候補にしてみてはいかがでしょうか。