最近、うすうす感じていることがあります。
胃がもたれとる!!
言うまでもなく、脂っこいものや辛いものの食べ過ぎです。
健康志向の夫に合わせて普段は煮物や魚中心ですが、一人だとついガッツリした食べ物に走ってしまうんですよね。
うなだれる私に夫は苦笑い。
料理は主に私の担当です。が、実は夫の方が断然料理上手。
なになに?

ゴーヤは好きですが酢の物ってまた素朴な。正直最初はふーんって思ってました。
それなのに、今ここに記しているということは、
美味しいんですよこれが。
今回は簡単な作り置きレシピを、ゴーヤの苦味を取るおすすめの方法とあわせてご紹介します。
- ゴーヤの苦味を簡単に取る方法を知りたい
- 簡単作り置きレシピで毎日の食卓に彩りがほしい
- こってり好きがハマったゴーヤの酢の物、気になる
Contents
・「ゴーヤの苦味」を簡単に取る方法

早速キッチンへ。
薄くスライスしたゴーヤを水にさらそうとしたら、すかさず夫が切り出しました。
??
ゴーヤの苦味を取りたい
↓
切ってすぐ、かつお節を混ぜるだけ
え、サラッとそんなこと言われてもにわかには信じがたい。
だってネットに書いてある方法でよく見かけるのは、
- 塩水に漬ける
- 塩を揉みこむ
- 塩と砂糖で揉む
- 湯通しする
正直どれも、
- しばらく漬けておかなければいけない
- お湯を沸かす手間がネック
だなとは感じていました。
半信半疑ですが、あまりに夫が自信満々なのでスルーできません。
・「ゴーヤの酢の物」の材料

夫が冷蔵庫から取り出したのはゴーヤ1本と小さめのにんじん1本。
にんじんは無しでもOK。冷蔵庫にあったら入れようかなくらいで、なければゴーヤだけでもかまいません。
ゴーヤ | 大きめ1本 |
にんじん(あれば) | 小さめ1本 |
かつお節 | パック2~3袋 |
塩 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
みりん | 小さじ1 |
だしの素 | ほんの少々 |
酢 | たっっっぷり!(後述) |
ゴーヤなど材料の分量にもよるのと、最後味を見ながら好みで調整するため一概に言えないとのこと。
とりあえず家にあるお酢の残りをチェックしてみて、半分くらい残っていれば大丈夫。
かつお節・お酢共に、分量は割と適当でも美味しく作れます。
・「ゴーヤの酢の物」の作り方

- ゴーヤとにんじんを薄く切る
- 切ったゴーヤは即、かつお節の刑!
- 各調味料を入れて混ぜる
- タッパーに入れ、ぎゅっと浸したら完成
料理は好きですが簡単にできるならそれに越したことはありません。
やる気が出てきました。
食卓に彩りと栄養をプラスする「ゴーヤの酢の物」、詳しく作り方を見ていきましょう。
①ゴーヤとにんじんを薄く切る

まずはにんじんから。へたと先を切り落として皮をむき、縦に切ります。
この日は冷蔵庫に居残り続きのにんじんだったので皮はむきました。

2mmくらいの厚さで薄めにカットします。

カットしたら器に入れるなり、ちょっとよけておきましょう。
お次は本日の主役、ゴーヤ。

ゴーヤも同じく縦にカット。スプーンなどでわたを取り除きます。

にんじんと同様、2mm程度の薄切りでカットしていきます。
②切ったゴーヤは即、かつお節の刑!

ここですね、本日のハイライト。
ゴーヤを薄く切ってボウルに移したら、すかさずかつお節を入れてしっかり混ぜます。
今回は2.5g入りのかつお節パックを3袋使いました。

かつお節は「どっさり」!
使いましょう。
「どっさり」がどれくらいの量かですが、そこは雰囲気でかまいません。
「かつお節あるけど2パックしかなかったわ」という時は2パックでも大丈夫です。
ゴーヤを切って「すぐ」にかつお節を混ぜる理由

ふぁさーーーーーーー、とかつお節をボウルに投入。
例えば塩もみや水にさらす方法だと、苦み成分が出ていくよう時間をかけて放置しますよね。
時間が経てば経つほど、ゴーヤの切り口から苦み成分がしみ出してきます。
対して、かつお節で苦味を取る場合。
苦み成分が出てくる前にゴーヤ全体にかつお節をまとわせることで、
かつお節に苦み成分を吸着させちまおう
という戦法です。
「塩で揉む・塩水にさらす・湯通しする」だと出ていくのは苦み成分だけではありません。
- 苦味が抑えられる
- 栄養も取れる
- 調理時間も効率的
というわけで夫は断然「ゴーヤの苦味軽減はかつお節派」だったんですね。

ゴーヤとかつお節をしっかりと混ぜてから、改めてにんじんを加えてざっくりと混ぜましょう。
③各調味料を入れてまぜる

そうしたら次は味付けです。
使う調味料は、
- 塩
- 砂糖
- 醤油
- みりん
- だしの素(顆粒)
- お酢
まずは「塩・砂糖・醤油・みりん」をそれぞれ小さじ1ずつ入れます。

少々=人差し指と親指でつまんだ量(大体小さじ1/8)
ひとつまみ=中指、人差し指、親指でつまんだ量(大体小さじ1/5)
今回のレシピに出てくるのが、「顆粒だしの素を少々」です。

顆粒だしの素はほんの少しでかまいません。
味をみながらパラパラッと入れてください。

そして最後に入れるのがお酢です。ボウルの上からぐるりと回しかけていきます。
い~~~ち、
に~~~い、
さ~~~ん、
し~~~い、
ご~~~お、
ぱくっ。
ろ~~~く!
なんと6回も回しかけました。
それも恐る恐るな感じではなく、けっこうジャバジャバっと。
ゴーヤの大きさや味付けの好みもあるため、明確に何mlとはしません。
最後のお酢は味見しつつたっぷり使ってくださいね。
④タッパーに入れ、ぎゅっと浸したら完成

いい感じに味が整ったら、タッパーに入れましょう。
平らになるようにして、ギュギュっとしっかり浸けるようにしてください。

横から見るとお酢にしっかり浸かっているのが分かりますね。
お酢の分量目安としては、
上からお箸や手で押したときにジュワっとするくらい
タッパーに入れてギュッとしたらひたひた直前くらい
です。

我が家は夫婦2人ですが大量に出来上がりました。
それでも毎日ちょこちょこつまむ内、なんだかんだ1週間で平らげました。
これがまた、お酢にどんどん漬かっていくため日が経つほど美味しくなるんです。
個人的には作りたてより3日目くらいが一番好みでしたよ。
・おわりに

日々の献立に副菜として、小腹がすいた時のおつまみとして、ゴーヤの酢の物は簡単にできて保存もきくおすすめレシピです。
かつお節の苦味取りについて再度お伝えすると、
ゴーヤを切ってすぐかつお節を混ぜると苦みが軽減
たっぷり使ってしっかり混ぜるのがポイントです!
苦みと打ち消しあったかつお節はそこまで主張しないため、大抵のゴーヤ料理で使える方法かと思います。
栄養も逃さず調理時間の無駄もないかつお節がゴーヤの苦味取りにおすすめです!
よかったらぜひ試してみてください。
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