ベトナムのハノイに行くならセットで楽しみたいのが「ハロン湾」のツアー。

ハロン湾は世界遺産としてベトナムの中でもトップを争う人気観光地の一つです。
大小合わせて3,000以上の奇岩や島々が浮かぶ湾で、海の桂林とも言われています。
ハロン湾の名前の由来は「ハ=降りる」「ロン=龍」
数世紀前には海賊が隠れ家として利用していた
なんて言い伝えも。
そんな話を聞くとなんだかワクワクしますよね。
ハノイ行きを決めた時からハロン湾には絶対行きたいなと思っていました。
当時私は初めての海外一人旅でハノイ在住の友人を訪ね、一緒にハロン湾の日帰りツアーに参加してきました。
今回はその時の感想をまとめたいと思います。
ハロン湾に興味がある人の参考になれば幸いです。
- ハロン湾に行ってみたい
- ハロン湾に行った人の感想が知りたい
- 〇ラゴンボールのような景色に飛び込みたい
現在、新型コロナウィルスの発生と感染防止に伴い海外渡航が難しい状況です。一部情報が異なる場合があります。
Contents
1.ハロン湾はハノイからバスで片道約4時間!

私の場合、当時ハノイの現地旅行会社でハロン湾のツアーを申し込みましたが、今は現地ツアーの予約専門サイト「ベルトラ」を利用するのがおすすめです。
ハロン湾のツアーは日帰りはもちろん1泊2日のものもあれば、シーカヤック体験が含まれていたりいなかったりと内容には意外と差があります。
私が参加したのは、
- 日帰りツアー
- ハロン湾クルーズ
- 船内でシーフードランチ
- 鍾乳洞見学
というオーソドックスなツアーでした。
ハノイ旅行といえばのハロン湾ですが、実はハノイからの距離は約160kmと結構離れています。
途中30分休憩を挟みながらバスで約4時間の道のり。
早起きして帰ってくるのは夜遅くと丸々1日使うツアーになるのでそのつもりで計画を立てましょう。
当日の早朝、直接ホテルにガイドさんが迎えに来てくれました。
ホアンさんという当時24歳のシャイな日本語ガイドさん。
バスに乗り込むと、なんと友人と私だけというなかなかのアットホームさ。
連日の仕事でお疲れだった友人は出発して即睡眠に入ったので、私はホアンさんとぽつーん。
時々ホアンさんが沈黙を気にして話しかけてくれるのですが、
たどたどしくも優しい日本語で
ってお見合いかいっ。
ツッコミどころ満載なホアンさんに癒されつつ、バスの車窓から必死にベトナムの景色を目に焼き付けていたのでした。
2.クルーズ船に乗ってハロン湾へ!

長旅を経てハロン湾に到着。
前回のハノイ旅行の記事でも言いましたが、ハロン湾の観光客はそれ以上に欧米人が多かったです。
港にはハロン湾クルーズの船がずらりと並んでいました。
どこから乗るの?ってくらいそれはもうぎゅうぎゅうに。
というホアンさんに着いて船に乗り込みます。
と思ったら、よいしょっ‥え?
何故か船から船へ。
その後もアスレチックのように何隻も渡っていくので笑ってしまいました。
ホアンさんの案内だったからなのかこの日船が多かったからなのか、今となっては理由は分かりませんが、アスレチックな乗船も楽しかったです。笑
クルーズ船に乗り込むと、もう一団体フランスからのツアー客たちと一緒になりました。
先ほどまでとは打って変わってワイワイ賑やかに。
言葉は分からないけど身振り手振りリアクションでコミュニケーションとってお互い笑ってたことは覚えてます。
現地ツアーでなこういった人との出会いも楽しみの一つです。
おまちかねの船内ランチは、
エビ、貝、白身魚、野菜炒め、揚げ春巻き、白米、パイナップル
などシーフードが中心でした。
途中小舟に乗った漁師さんがカニなどの魚介類を売りにきたりするんです。

漁師さん以外にも果物を売っている人もいました。
ランチは相席でいただきます。
たまたま隣になったフランス人の女の子はパリから来たそうで、
と話してくれたのがとても綺麗な発音で驚愕。
ホアンさんにしても、外国語に興味を持ち、学んで実践して話せるようになるってすごいことですよね。
やりたいなと思うだけでなく行動に移している人は尊敬の念でしかありません。
3.ハロン湾の絶景は天気で印象が変わる?

船のデッキからの眺めは最高です。
私がハロン湾クルーズに参加した日はありがたいことにお天気に恵まれ、実に爽やかな景色が目の前に広がりました。
口コミを見ると時々、
ハロン湾微妙だった
がっかり世界遺産
といった少し残念な感想も目にします。
全てがそうとは言いませんが、そういった方々のお写真を拝見すると大体が
曇りの写真
でした。
でも確かに‥旅って天気めっちゃ重要じゃないですか?
私自身、絶景を期待する旅先だと雨はもちろんどんより曇っているとものすごくテンションが下がります。
もちろん出会う人だったり出来事だったり、天気の他に旅の思い出を左右するものはあると思いますが、少なくとも快晴の下で嫌な気持ちになることは少ないです。

あ、ちなみに大陸から流れてくる寒気の影響で、ハノイは年間を通して”曇りがち”です。

水上で生活している人の様子も垣間見れたりします。
現在はベトナム政府が水上生活者に陸上での生活を促しているらしく、水上生活を続けている人は少なくなったようです。
世界中のどこでも、こうやって少しずつ変化していくのだなと思うと、余計旅の思い出一つ一つが愛おしく感じるのでした。
4.ハロン湾ツアーもう一つの見どころ「ティエンクン洞窟」

1時間ほどでもう一つの見どころ、ティエンクン洞窟に到着です。
ここでは鍾乳洞の見学をすることができます。
洞窟と聞くと狭くて暗くて危なそうなイメージでしたが、船を降りて少し歩き150段ほどの階段を上ると・・

予想以上に広々とした洞窟の内部!
高さもあり、照明があるので怖さなどは全くありませんでした。
というか観光用にばっちり整備されてますね。

こんなにカラフルなLED照明で照らされた場所も。
他にも巨大なつらら状の鍾乳洞があったり。
この辺りの洞窟はその昔、ある漁師が嵐の時に避難できる岩陰を探していて偶然見つかったものだそうです。

こんな風に自然の光が差し込む場所もあって、見応えがありました。
何気にティエンクン洞窟も世界遺産の一つ。
是非ハロン湾とティエンクン洞窟の2つの世界遺産を同時に楽しんでみてはいかがでしょうか。
・あとがき
漫画や映画の中でしか見たことのないような壮大な景色が見れるハロン湾ツアー、私はとても楽しかったです。
気になる方は現地のオプショナルツアー予約専門サイト「ベルトラ」で検索してみてください。
そういえばガイドのホアンさんが
って言ってたけど、あれからどうなったのかなぁ。
ツアーの最後に、
って言ってたのも印象的。
もちろんだよー!
もう一度会いたいガイドさんNo.1です。笑
