ハネムーンでハワイに行った時、夫が自ら意気込んで希望したことが一つありました。
既に宮古島クオリティを知ってしまっている人間としては、ハワイでのシュノーケリングは正直全く考えていなかった私。
しかし夫は目を輝かせて楽しみにしています。
さすがにスルーするわけにはいきません。
というわけでオアフ島で有名なシュノーケリングスポット、に行ってきました!
2016年には毎年選ばれる全米ベストビーチでNo.1になったこともあるビーチです。
今回は、”正直全く期待していなかった”私目線でハナウマ湾でのシュノーケリングについてレビューしたいと思います!
ハワイ旅行を計画中の方に参考にしてもらえると嬉しいです。
現在、新型コロナウィルスの発生と感染防止に伴い海外渡航が難しい状況です。一部情報が異なる場合があります。
Contents
1.自然保護区のハナウマ湾とは

ハナウマ湾の正式名称は、「Hanauma Bay Nature Preserve(ハナウマ湾自然保護区)」。
自然保護に力を入れているハナウマ湾では様々な決まりが設定されています。
ハナウマ湾到着からビーチに行くまで1時間!?
そうなんです、ハナウマ湾に到着してから泳ぎ始めるまでに1時間かかりました。
それも自然保護区ならでは。
混雑状況によって時間は前後すると思いますが、下のビーチに行くまで30分~1時間は見ておいた方がよいでしょう。
まずハナウマ湾では入場料の支払いが必要です。
入場料 |
1人7.50ドル |
そしてビーチへ降りる前には、ハナウマ湾の環境保護について約9分間のビデオ鑑賞が義務付けられています。
混雑具合やタイミングによって差はあると思いますが、私たちは上映時間まで20~30分待つことに。
ビデオは、「ハナウマ湾の自然を守るために以下の禁止事項をみんなで守りましょう」というような内容でした。
- 飲酒・喫煙
- 水溶性サンオイルの使用
- 魚への餌付け
- フィンなどで海底の砂を舞い上げること
- 珊瑚礁の上に立ったり歩いたりすること
- 珊瑚礁や魚に触れたり持ち出すこと
- トイレ以外で用を足すこと
大事なことを説明しているビデオなので、英語が分からない場合は日本語通訳のレシーバーをレンタル(無料)しましょう
以後一年間はビデオ鑑賞せずにビーチへ降りることが可能です。ビデオ鑑賞後、シアター前方にあるリストに英語で名前を書いておくとよいです。
ちなみにハナウマ湾には、軽食や飲み物が買える売店はありますが決して安くはありません。
飲食の持ち込みはOKなので、個人的には事前にワイキキで何か買って持って行く方がおすすめです。
ビーチまでは数百メートルの急な坂になっています。
登りは少し疲れますが、景色を楽しみながら歩くも良し。
坂を行き来するトロリーも運行しています。
券の種類 | トロリー料金 |
片道 | 1.25ドル |
一日乗車券 | 2.5ドル |
ビーチで気を付けること

ようやくハナウマ湾のビーチに到着しました。
この写真は、7月中旬の平日13時半の様子です。

右側に見えるのはライフガードの監視塔。
両サイドに赤いコーンや旗が立っています。
この前方のラインは離岸流に注意すべきエリアなので覚えておきましょう。
また、この写真で言うと奥の方にトイレ、シャワー、更衣室が完備。
管理が徹底されているが故に、ビーチはとても快適です。
ビーチに荷物を残したまま離れると置き引き等にあう可能性も拭えません。
ハナウマ湾には貴重品を預けることができるコインロッカーもあります。
ロッカーサイズ | ロッカー使用料 |
大 | 12ドル |
小 | 10ドル |
私は極力貴重品を持って行かなかったので、ロッカーは使いませんでした。
- スマホやクレジットカードは防水ケースに入れて身に着けておく
- 浜辺に置いたままなのは最悪盗られてもいいものだけ
(バッグ・タオル・ビーチサンダル・水)
家族連れだったりする場合は荷物も多くなると思うので、必要に応じてロッカーを活用してくださいね。
2.ハナウマ湾に行くときに必要な持ち物
ハナウマ湾ではシュノーケリングセットを20ドル~レンタルすることが可能です。
少し割高なので、気軽なものであればワイキキのショッピングセンターやスーパーなどで購入して行くのもいいと思います。
私たち夫婦は元々日本で買っていたものを持参しました。

- シュノーケル
- 水中マスク
- フィン
- マリンシューズ
フィンはなくてもなんとかなりますが、ケガをしないようにマリンシューズは持っておいた方がよいです。
こちらお手頃価格なのに問題なく快適に過ごせたマリンシューズ。
砂浜や岩場でも動きやすいのでおすすめです。
その他、ハナウマ湾に行く際は以下を参考に準備してみてください。
- クレジットカード(現金)
- 水着
- 防水ケース
- スマホ
- カメラ
- タオル
- 水
- リーフセーフの日焼け止め
- シュノーケリングセット
- 食べ物
- ラッシュガード
- サングラス、帽子、ビーチパラソル(日よけになるもの)
- ライフジャケット、浮き輪(泳ぎに自信がない場合)
日焼け止めの”リーフセーフ”とは”珊瑚礁に優しい”成分のものです。
ワイキキのABCストアなどでも購入することができます。
状況によって人それぞれ持ち物は変わってくると思いますが、準備万端で臨んでくださいね。
3.ハナウマ湾シュノーケリングのリアルな感想
シュノーケリングセットを装着したら、いざ海の中へ!

お?

おお~!

ん?
フィンですいーっと数メートル移動しただけで透明度が大きく変化します。
透明度は場所によって全然違う
と感じました。


ちらほらと魚を見つけることができます。
白や黒色の魚が多いです。
と思ったら、

鮮やかな色の魚も発見しました。

場所によっては集まっている魚たちも見ることができましたよ。

正直なところ魚よりも気になったのは珊瑚礁。

既にほとんどの珊瑚礁が死滅してしまっているというハナウマ湾。
だからこそ環境保全に力を入れているのは納得しました。
海の透明度や魚の数に関して、やはり率直な感想としては宮古島の方が感動が大きかったです。
ただしハナウマ湾はしっかり管理されているビーチなだけあって、海の中にゴミがなく綺麗な水中を楽しめます。
場所によっては泳いで探さないと魚を見つけられなかったのは事実ですが、それでも魚を見つける度に癒され、気づけば2時間以上夢中で泳いでいました。
透明度の高いハナウマ湾に出会う条件
後で調べてみると、ハナウマ湾のシュノーケリングで満足度の高い透明度を求めるならいくつか条件があるようです。
- 午後は人が多くなり砂が舞いやすいので午前朝一がおすすめ
- 夏より冬の方が波が穏やかなので透明度が保たれる
- 一番の狙い目は小潮の干潮時!
③がどんな時か簡単に説明すると、
潮の動き(満ち引き)が小さく【小潮】
潮が引いて水位が低い【干潮】
の状態です。
小潮は月に数日のタイミングが2回、干潮は1日2回訪れます。
旅行日程にこの条件を全て満たすのはなかなか難しいかもしれません。
思い返せば私、見事に
小潮でも干潮でもない夏の午後
に行っているではありませんか。
でもでも!

それでもこんなかわいい魚たちに出会うことができました。
より良いタイミングを旅行日程の中で狙えるのならそれに越したことはありませんが、なんだかんだ楽しかったです。
ハナウマ湾の特徴を事前に知ることで過度に期待せず(笑)その時のハナウマ湾を思いっきり楽しみましょう^^
4.ハナウマ湾の概要
ハナウマ湾の概要はこちらです。
住所 | 100 Hanauma Bay Rd., Honolulu |
開園時間 | 夏季 06:00~19:00 冬季 06:00~18:00 |
定休日 | 毎週火曜日 12月25日 元日 |
入場料 | 大人7.50ドル (12歳以下及びハワイ州在住者は無料) |
アクセス | 【ワイキキから】 車で約20~30分 The Bus 22番で約40~50分 |
駐車場 | 300台分(駐車料金 1ドル/台) |
公式HP | https://hanaumabaystatepark.com/ |
おわりに
あまり期待せずに向かったハナウマ湾のシュノーケリング。
確かに、
お魚いっぱい!カラフルな珊瑚礁!
を期待していくとがっかりしてしまうかもしれません。
それでも必死で守られている海の生き物の尊さを感じられ、何よりハナウマ湾の全景はとても美しく見応えがあります。
行ってよかったなと思えました。
ハワイに行ったら是非一度は訪れたいビーチです。

