夫婦で富士山を一望すべく「浩庵キャンプ場」に訪れていた私たち。

景色を眺めて優雅にホットサンドを味わっていたら、最後チェックアウトが慌ただしくなってしまいました。
キャンプ翌日は本栖湖周辺をドライブしようと決めていたので早速車に乗り込みます。
私たち夫婦は本栖湖周辺で、
- 山梨の本栖湖で「遊ぶ」
- 山梨名物のほうとうを「食べる」
- 山梨で天然記念物を「体験する」
と主に3つのスポットを楽しみました。
非常に満足度の高いドライブ観光となったので、参考になれば幸いです。
- 本栖湖って一体どんなところ?
- 本栖湖周辺の観光スポットを探している
- 本栖湖周辺を実際に観光した人の感想を読みたい
Contents
1.浩庵キャンプ場の目の前!山梨県の「本栖湖」とは

本栖湖は富士山の麓にある富士五湖の一つ。
富士五湖の中で最も深く
本州随一の透明度
といわれています。
山々と湖の景色が素晴らしい本栖湖の周辺には
- 浩庵キャンプ場
- 本栖湖キャンプ場
- 本栖湖いこいの森キ
ャンプ場 - 本栖レークサイドキャ
ンプ場
と本栖湖を一周するように4つのキャンプ場が点在していています。
日本の世界遺産「富士山」を麓から望むなら、本栖湖からの景観はまさにおすすめです。
2.本栖湖で遊ぶならまずは無料駐車場へ

浩庵キャンプ場を出発し、国道300号線(本栖みち)沿いを走ること約10分。
本栖湖キャンプ場は浩庵キャンプ場のちょうど対角線上にあります。
浩庵キャンプ場が湖のほとりだったのに対し、本栖湖キャンプ場は広大な森林といった感じです。
歴史を感じる本栖湖キャンプ場から道路を挟んで反対側、本栖湖の無料駐車場に到着しました。
私たちが訪れたのは11月初めの連休。
キャンプ場はどこも激込みでしたが、本栖湖の無料駐車場は恐れていたほどではありませんでした。

目が良くなりそうな穏やかな景色が広がっています。
ここがフォトスポットのようで、カップルや家族連れの方たちが楽しそうに写真を撮っていました。
湖のほとりはある程度の広さがあり、適度な距離間でのびのび過ごせるなという印象です。
ちなみにトイレは洪庵キャンプ場と同じく、中に入ると
「施設維持管理費として50円お願いします」
とコインボックスが置かれています。
「ペダルボート」で気軽に本栖湖アクティビティを楽しむ
しばらく景色を眺めた後、駐車場の階段を降りて湖畔を歩きました。
時期などにもよりますが、
- カヤック
- SUP
- ウインドサーフィン
- ダイビング
- 遊覧船「もぐらん」
- ペダルボート
- 手漕ぎボート
- 釣り
などなど。
今回私たちは何の計画もなしに訪れたので、気軽に楽しめるペダルボートに乗ることにしました。

ペダルボートは1,300円で30分間楽しむことができます。
手漕ぎボートに乗れず少し残念そうな夫をよそに、私は好みのデザインのペダルボートに当たって大喜び。
天気が良ければ湖の上から富士山を眺めることができます。
この時は晴れていたものの、ちょうど富士山に雲が。
しかし開放的な景色の中でめいっぱい満喫した30分間になったのでした。
遊覧船「もぐらん」では船底窓からヒメマス、ニジマス、ウグイ等を見ることができます。(運航時期9月~11月頃の土日祝日/大人1,000円/子供500円)
3.山梨の郷土料理「ほうとう」を食べよう

本栖湖の無料駐車場を出て、本栖みちに入るとすぐ飲食店が並んでいるのが見えました。
有名な老舗の食事処がいくつかあって迷いましたが、選んだのは創業70年以上の歴史がある「湖仙荘」。
かわいいおじいちゃんとおばあちゃんが店番をする1階の土産店に入って2回のお食事処に入ります。
迷わずほうとう定食を注文。
私初めてのほうとうでよく知らなかったのですが、
炭水化物×炭水化物
立派な食いしん坊メニューですよね。笑
そして案の定見てびっくり。
どーーーん!

周りを見てもほうとう定食を頼んでいるのは一部の男性で、基本みなさんほうとう単品を頼んでいました。
夫におすそ分けしつつ、なんとかちゃっかり完食!
2人とも満腹も満腹です。
ゴーヤの佃煮とか珍しい山菜や漬物など種類が豊富で楽しめました。
基本ジャンクな私も最近は体に優しいものにも興味があります。
山梨に行ったらぜひ食べたい、ほうとうでした。
4.天然記念物「鳴沢氷穴・富岳風穴」で体験しよう
お腹がいっぱいになったので再び出発。
本栖みちを突き当りまで行くと左折。そこから国道139号を道なりに10分ほど走ります。
私たちはドライブのお供にBluetoothスピーカーを持っていきました。
そこまで高い性能を求めずとも、
- 持ち運び可能
- ダイナミックな音質
が当てはまってお手頃な価格なので気に入っています。
一度スピーカーを使い始めると、この快適さ離れられなくなりますね。
最後に訪れたのは天然記念物の富岳風穴と鳴沢氷穴です。
今から1150年以上前に、山の噴火で溶岩流からできたトンネル式の洞窟なんだとか。
富岳風穴と鳴沢氷穴セットで訪れるとお得
なのですが私たちは時間がなかったため、つららが有名な鳴沢氷穴のみ行ってきました。
残念、最後にして踏んだり蹴ったりになってしまいました。
本来であれば、11月もまだ幻想的な氷の世界が楽しめるそうです。
一応年中氷に覆われていると聞いていたのですが、やはり昨今気候の変化が激しいので仕方がないのかもしれません。
ちなみに、
4月頃が最も成長した氷柱を見ることができる
そうです。
今回は洞窟探検だけでも楽しもうということで鳴沢氷穴を見学しました。

洞窟に入る際、大人は必ずヘルメットを着用。
91cmの天井の高さが5mほど続く場所もあり、
✖小さい子をおんぶ・だっこ
✖ヒールなど不安定な靴
✖心臓や足腰に負担がかかる方の入洞
は禁止されています。
洞窟内の平均気温は3℃というだけあって、中に入るとひんやり、というか寒い!
見学は大体15分ほど時間を要するので、できるだけ上着をお忘れなく。
私は若干閉所が苦手なので少し怖かったですが、つららは見れずとも洞窟のハラハラドキドキを体験することができました。
分かっていても結局何度か頭をぶつけてしまったくらい、なかなかのアドベンチャーです。
また機会があれば春に富岳風穴と一緒に訪れたいです。
富岳風穴 | 鳴沢氷穴 | 備考 | |
住所 | 〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1 |
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8533 |
|
営業時間 | 10:00~17:00 (受付16:30まで) |
10:00~17:00 (受付16:30まで) |
天候等によって変動あり |
入洞料金 | 大人 350円 小学生 200円 |
大人350円 小学生 200円 |
|
HP | https://www.mtfuji-cave.com/contents/wind_cave/ | https://www.mtfuji-cave.com/contents/ice_cave/ |
5.まとめ

キャンプの翌日にふらっと訪れた本栖湖周辺でしたが、大自然に包まれ大満足の1日となりました。
本栖湖周辺は四季それぞれで見応えのある景色を楽しめるため、ぜひ各シーズンに訪れてみたいです。
これは完全に私の体験からくる主観ですが、山梨は人が優しい!
お店の人や出会う人たちがとても素敵な方ばかりで気持ちよく過ごせました。
山梨の中でも世界遺産や天然記念物に触れられる本栖湖周辺はとてもおすすめの観光スポットです。