長きに渡って「伊豆旅行」を熱望していた夫とともに、一泊二日で南伊豆に行ってきました。
今回の南伊豆では海の景色に脱帽したのですが、それは宿泊したホテルが「下田東急ホテル」だったことも大きな理由です。
老舗のリゾートホテルでありながら2017年にリニューアルを経てモダンスタイルに新しく生まれ変わった、今なお進化を繰り返す人気のホテルです。
冬の「下田東急ホテル」は混雑もなく快適、この旅でリフレッシュできました。

下田に旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
- 「下田東急ホテル」への宿泊を考えている
- 実際に「下田東急ホテル」に宿泊した人の感想が知りたい
- 冬の「下田東急ホテル」はどんな感じ?
- 下田観光におすすめの宿泊ホテルを探している!
Contents
「下田東急ホテル」までのアクセス
下田東急ホテルは伊豆急下田駅から南側へ2km離れた位置にあります。
伊豆急下田駅⇔下田東急ホテル間の無料送迎シャトルバスが運行しているので安心です。
私たちは帰りにシャトルバスを利用したのですが、行きは下田海中水族館で遊んでから徒歩で向かいました。
もし同じように下田海中水族館から向かう場合は、バスを使うとルート的に遠回りになってしまうので、お散歩感覚で歩いた方が早いです。
下田海中水族館から10分程歩いたところで高台に佇む下田東急ホテルが見えてきました。

海抜56mの高台、なかなか迫力のある立地です。
海を眺めながらのんびり歩いて行きます。

高台の真下でホテルの名前を見つけました。

ここから一気に坂道が続きます。
直線の坂道を登りきって次はうねうねとした坂道です。

ヤシの木がたくさん生えていて南国のような雰囲気。
カーブを曲がったらラストスパート。

このうねうねとした坂を登りきればホテルに到着です。

電車の場合、伊豆急下田駅からすぐホテルにチェックインするようであれば無料シャトルバスを使うことをおすすめします。
バス乗り場や時刻表など詳細はホテルの公式HPに記載されているので確認してみてくださいね。
施設名 | 下田東急ホテル |
---|---|
住所 | 静岡県下田市5-12-1 |
アクセス | 下田駅から無料シャトルバスで6分 |
公式HP | https://www.tokyuhotels.co.jp/shimoda-h/index.html |
「下田東急ホテル」のホスピタリティが素晴らしい!
ホテルの入り口に着くとベテランであろうダンディなドアマンの方が笑顔で迎えてくださいました。


チェックイン後お部屋の中まで案内してくださったドアマンの方の接客が本当に素敵で。
丁寧さはもちろんのこと適度に冗談を交えた話術と親身な対応に驚きです。
こちらも終始笑顔になれましたし、気持ちよく過ごすことができました。
口コミを見ると同じような感想を載せている方がたくさんいて、もはや
- 「スタッフの対応は同じ価格帯のホテルの中では他に例をみないほど洗練されている」
- 「下田東急ホテルにはもう〇〇年通い続けているが、また行きたいと思えるのはホテルマンの皆さんがいるから」
- 「クリスマスに行ったらサンタ姿のドアマンさんに会えて嬉しかった♡」
などリピーターの方々の口コミからも、スタッフさんに対しての満足度は明らかです。
実際私たちもホテル前で2ショットを自撮りしようと奮闘していたら、フロントのスタッフさんが気付いてわざわざ外に出てきてくださったんです。
たまたま業務に余裕ができたタイミングだったりベテランのスタッフさんだったということもあるかもしれませんが、事務的ではなく心のこもったおもてなしにとても感動しました。
ホスピタリティ溢れる接客が印象的で、それだけで純粋に「また泊まりたいな」と思えました。
「下田東急ホテル」のスタンダードルーム
今回はオーシャンビュースタンダードツインのお部屋に宿泊しました。

いたって標準クラスのお部屋ではありますが、外の景色もあってか意外と広く感じます。

やはり眺めがいいとそれだけで格段に満足度がアップしますね。
バスルームも綺麗です。

アメニティも一通りそろっています。

私メイク落としを持ってくるのを忘れてしまっていたので、アメニティの中にあったメイク落としはめちゃくちゃ重宝しました。
※ちなみに温泉にはリキッドタイプのクレンジングがありましたよ。
【グリーンコイン制度】
下田東急ホテルではアメニティの「歯ブラシ・カミソリ・シャワーキャップ」を使用しない場合、フロントのコイン回収箱にグリーンコインを入れると環境保全活動の基金になります。
無料のお茶セットとして、お水・お茶・コーヒー・お菓子が。

私たちが泊まったのは6階建の4階です。
窓のすぐ下に2階の屋根が見えるも視界は充分良好でした。

備品のナイトウェア&スリッパでの移動は客室フロアと浴室フロアのみOK
ロビーフロアやレストランでの着用は不可
「下田東急ホテル」で優しい単純温泉を体験
浴室はリニューアルの際、以前から要望があったということで力を入れた個所の一つだそうです。
露天風呂では太平洋を一望することができます。
景色を楽しめる露天風呂はやはり格別。
タイミングがよかったのか、私が入ったときは貸切状態だったのでゆっくり浸かることができました。
下田東急ホテルの温泉は単純泉です。
名前だけ聞くと思わず「たいしたことない成分の温泉ってこと?」と困惑しませんか?
そんなことはありませんよ!
単純泉は簡単に言うと含有成分の量が少なめなんですね。
速効性はないものの、低刺激ゆえにお湯が柔らかくて入り心地がよいのが特徴。
湯あたりしにくい「体に優しい温泉」ということなんです。
確かに普段は長い時間温泉に浸かれないタイプの私も気付けばいつもより断然長湯してしまいました。
決して広い大浴場とか目立った特徴がある温泉なわけではないのですが、十分気持ちよくくつろげる温泉です。
備品もしっかり揃っています。
ボディーソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー、フェイスタオル
化粧品等(化粧水、乳液、洗顔フォーム、女湯にはリキッドクレンジング)
ウォーターサーバもありました。
バスタオルは部屋から持参が必要です。
万一忘れてもフェイスタイルは脱衣所に大量完備されているのでご安心を。
「下田東急ホテル」の大満足レストラン
食事は夕食も朝食もレストラン「マ・シェール・メール 番所」にていただきました。
ディナーはフレンチと和食のコラボレーション
ホテルでの楽しみと言えばレストランでの食事を最も楽しみにしている私。
夕食の食事内容は宿泊プランや季節、食材の入荷状況によって異なります。
和食フレンチのセッティングに胸が高鳴りますね。

夜なので景色は見えませんが窓側のお席はこんな感じです。

ソワソワしながら待っていると前菜が運ばれてきました。

ランチの時から思っていましたがやはり伊豆は海鮮が美味しすぎます。
実は私、磯の香りが主張しすぎている魚介類は少し苦手なのです。
しかし下田で食べた魚介類は全て新鮮!感動的に美味しかったです!
続いて

カブがそのまま器になっていて中に熱々のクリーミーなグラタンが入っています。
なのでもちろんグラタンを食べた後は器のカブも、全て食べられるところが面白いです。
そしてジュワー!と音を立てながらやってきたのが本日のメインディッシュ。

「フィッシャーマンズスープ」は下田東急ホテルの歴代料理長が手がけてきた看板料理とでも言いましょうか。
伊勢海老、金目鯛、サザエ、ホタテ、タコなど魚介類の旨味とごろごろお野菜にオレンジのハーモニー。
豪華すぎる一品です。
サフランの効いたマルセイユ風がベースながら、金目鯛や貝の出汁が絶妙に合わさったスープがおいしすぎて一滴残さずいただいちゃいました。
良い感じにお腹が満たされてきたところで登場したのが、

かわいらしい見た目ですが、この時点ですでに相当満腹だったのでタイミング的には実にちょうどいい量でした。
きのこの旨味がギュッと凝縮された濃い味わい、もうお腹も心も満たされます。
そういえば、何気に感動したのがパンです!

一口食べてビックリ。
外はカリっと、中はフワフワ。
なんてよく聞くフレーズですが、本当まさにこのパンのことですよ。
今まで食べた「コースに出てくるパン部門」で文句なしのNo.1!です。
お腹が、と言いながらパンはしっかりとおかわりしました!
最後に

バニラアイスが乗ったレアチーズ風味のムース。
いちごのアクセントとライチのゼリーが爽やかな一品です。
朝食ビュッフェで「マイ朝ごはん」をコーディネート
朝食はビュッフェ形式です。
和食・洋食はもちろん山や海の幸からお酒まで多彩なメニューが揃っています。
種類が多いので自分の好みに合わせていただくことができるのは嬉しいですね。
ビュッフェの写真は盛り付け上手な夫の分を。

パンは9種類あって、温かい状態で食べることができたので美味しかったです。
これは私が和食&洋食を平らげた後、何度目かのおかわり。

しかし、やはりディナーのあのパンは別格です。
あれは比較にならない程ずば抜けていました。
「下田東急ホテル」はロケーションが最高!
ここまでに何度も言ってはいますが、下田東急ホテルのおすすめポイントと言えばやはり高台から望む景色ではないでしょうか。
ヤシの木がそびえ立つ広々としたガーデンは冬でも非日常の空間です。

ちなみに夜だと高台なので遮るものがなく真っ暗。

この旅中ずっと曇りだったのですが、唯一夜だけは満点の星空が見えるほどの晴れだったんです。
星は綺麗だったけど少し残念。

2日目は朝食の後しばらくロビーラウンジでくつろいでいたのですが、ガーデンの景色を眺めていたら思わず外に出たくなったので散策に出かけました。

ただの断崖絶壁と思ったら大間違いです。
目の前に広がる海の色に驚きを隠せません。

海を眺めながらくつろげそうなベンチもあります。

ガーデンから小道に入って下っていくとプールが。

夏は家族連れで賑わいそうですね。
さらに一番下まで行くと、鍋田浜のビーチに辿り着きます。

エメラルドグリーンの海が見れるとは思いませんでした。
真冬の曇り空でこれだけ魅力的に見えるのですから、夏の期待値半端ないです。
まとめ
初めての下田観光で「下田東急ホテル」に宿泊したことは個人的に大正解でした。
良かったなと感じた点をまとめるとこんな感じです。
- スタッフさんのホスピタリティが素晴らしい
- オーシャンビューのスタンダートルームは居心地抜群
- お肌に優しい単純泉のお湯でリラックス
- 斬新な和洋折衷が楽しめるレストラン
- 南伊豆の絶景を望む最高のロケーション
見渡す限りの自然と海、非日常の景色に囲まれて美味しい食事を楽しみ、温泉やあたたかい人のおもてなしに癒される。
下田東急ホテルは下田の魅力を存分に味わえる素晴らしいホテルだと思います。
とてもおすすめなので是非下田へ行く機会があれば参考にしてみてくださいね。
おすすめホテルといえば道後温泉で宿泊した「道後やや」も良かった。。

ホテルステイ型のプラン「オールインクルーシブ」という選択もたまにはいいね。
