電動歯ブラシ用の歯磨き粉3選*【使用感と価格も気になる】
毎日の習慣「歯磨き」に新しく電動歯ブラシを取り入れた我が家。

とある議論が巻き起こりました。
それは、

問題。
普通の歯ブラシを使っていた頃の私は、
そんな認識でしたが、いざ電動歯ブラシを使ってみると専用の歯磨き粉が必要なのも納得。
約半年ほどかけて、
- リーズナブル
- 歯の健康を損なわない
電動歯ブラシ用の歯磨き粉を探す旅に出たのです。
この度ようやく決着がついたので、個人的におすすめの電動歯ブラシ用歯磨き粉をご紹介します。
まさに電動歯ブラシを検討中の方、少しでも参考になれば幸いです。
- 電動歯ブラシ用の歯磨き粉、どれがいいの?
- 電動歯ブラシ用歯磨き粉の特徴を知りたい
- リーズナブル且つおすすめな歯磨き粉を探している
Contents
・電動歯ブラシに歯磨き粉はいらない?

早速ドラッグストアに歯磨き粉を買いに行ったのですが、愕然としました。
それもそのはず。まだまだ世の中の割合は手磨き派が圧倒的に多いです。
手磨きの力だけで歯の汚れを落とすのは限界があるため、大抵の歯磨き粉は研磨剤が含まれています。
一方電動歯ブラシの場合、
- そもそも洗浄力が高い
- 細部まで効率よく磨ける
ことから、手磨きと同じ歯磨き粉を使い続けると逆に歯を傷つけてしまう可能性があります。
なんなら、電動歯ブラシは歯磨き粉必要なしといっても過言ではないんですね。
歯磨き粉で得られるメリットは、
- 歯磨き粉に含まれるフッ素で虫歯予防
- 歯磨き粉で磨くからこそ得られる爽快感
でしょうか。
虫歯予防以外にもホワイトニングや歯周病予防などの効果に特化した商品もあります。
歯磨き粉なしでも問題ないですが、このような口腔ケアの観点から歯磨き粉を使用するのはおすすめです。
・「電動歯ブラシ歯磨き粉」の選び方

手磨き用の歯磨き粉には研磨剤が含まれていると書きましたが、同じく発泡剤もよく含まれているんですね。
泡立つとつい磨けている気分になってしまうのですが、これも電動歯ブラシにはあまり向かない特徴です。
電動歯ブラシの振動は数千回~数万回/分
手磨きとは比較にならない振動レベルにより、あわあわどころか飛び散ってしまいます。
また発泡性が高いと磨けているのか確認しにくく、逆に磨き残しの原因になりかねません。
以上を踏まえ、電動歯ブラシ用歯磨き粉選びのポイントが決まりました。
- 研磨剤なし
- 発泡剤なし
- ジェルタイプ
- フッ素濃度1,000ppm以上
味とか匂いとか使用感によっても好みって分かれますよね。
そこで気になったものをいくつかピックアップしてみたので比較してみることにしました。
・「電動歯ブラシ用歯磨き粉」おすすめはこれ!

あ、一つお伝えし忘れていたことがあります。
私にとってはリーズナブルさもかなり重要です。
今回は1,000円前後の商品で探しました。
研磨剤&発泡剤なし、フッ素濃度高くてジェルタイプ、そして安い!
そんな歯磨き粉はいね~か~と探しまくったものの、市販で見つけたのは1つのみ。
シュミテクト トゥルーホワイトです。
トゥルーホワイトというネーミングに思わず期待してしまいます。
いくつか試してみたかったのでおもむろにスマホを取り出し、再検索。
GUM歯周プロケア デンタルジェル[電動ハブラシ用]。
近所のお店では見つけられなくて、結局インターネットで購入しました。
そして電動歯ブラシ用の歯磨き粉を検索している最中に何度も目に留まったリカル トゥーミント。
こちらもインターネットで購入し、我が家に選ばれし3つの歯磨き粉が揃いました。
まずは簡単に特徴をまとめた比較表をご覧ください。
シュミテクト トゥルーホワイト |
GUM歯周プロケア デンタルジェル [電動ハブラシ用] |
リカル トゥーミント |
|
研磨剤 | なし | 少しあり | なし |
発泡剤 | あり (低刺激成分) |
少しあり | なし |
フッ素 | 1450ppm | 〇(数値は記載なし) | 1450ppm |
タイプ | ペースト | ジェル | ジェル |
内容量 | 80g | 65g | 70g |
・「電動歯ブラシ用歯磨き粉」3種類を比較
先にいうと、全部違って全部良かったですよ!
本当にあとはもう 好み ですね。
なのでレビューは、どこで好みの差が出てくるのか使用感を中心にお伝えできればと思います。
①シュミテクト トゥルーホワイト

最初に使ってみたのはシュミテクト トゥルーホワイト。
今回分かったのが、市販で研磨剤無配合の歯磨き粉ってあまり見かけないということ。
そんな中、トゥルーホワイトは近所のドラックストアで購入できる可能性が高い貴重な存在なのです。

3種類の中で唯一のペースト状、且つ最も内容量が多いです。
ペースト状の歯磨き粉に慣れ親しんでいる人は多いのではないでしょうか。
トゥルーホワイトはこれまでと変わらない感覚で使えたのが良かったです。

発泡剤ありといっても、よくある発泡剤ではなく低刺激の成分なので安心。
実際使ってみた感想としても、控えめの泡立ちでした。
使い方さえ間違えなければ基本的に飛び散る心配もありません。
ちなみに
高濃度フッ素の歯磨き粉は6歳以上から使用
できます。
シュミテクト トゥルーホワイトは、
- 歯磨き粉はペースト派
- 近所で気軽に購入したい
- 知覚過敏だ
- 着色汚れを防ぎたい
という方におすすめします。
②ReCal(リカル)ジェル歯磨き トゥーミント

続いてリカル ジェル歯磨き トゥーミントを試してみました。
- トゥーミント
- ピーチミント
- マンゴーミント
- アップルミント
実はフレーバーが選べるという、お洒落でかわいい感じの歯磨き粉です。
アップルミントと少し迷いましたが、夫と一緒に使うためトゥーミント購入の運びとなりました。

The ジェルタイプ。
個人的な感想ですが、ここでまさかのマイナスポイントを発見してしまいました。
使ってみないと分からなかったのが、このチューブの口の大きさです。

ペースト状の歯磨き粉とさほど変わらないこの形状。
一見何の変哲もないですが、ジェルになった途端気付いてしまいました。
思いのほか出すぎる。
ジェル状はペーストよりも緩く、気を付けないとすぐ大量に出るんですね。
そもそも歯磨き粉なしでもOKなのが電動歯ブラシ。使用するにしても
米粒程度の量が適切
とされています。
何気なくムニュっと押したら余裕で1cmは出てくるので注意が必要です。
それでいてけっこう強烈なミントで辛いんですよね。
言い変えると清涼感がすごいということですが。
私は「あ、出しすぎた」となりながらもそのまま磨いていたら、ツーーーーン!ときて悶絶してしまいました。
もちろん感じ方は人によって、またフレーバーごとに異なるかもしれません。
ただトゥーミントはミント感強めだということをお伝えしておきます。
- 「研磨剤・発泡剤なし」は譲れない
- ジェルタイプの歯磨き粉が好み
- ミント感強めでも割と平気
- 歯磨き粉のフレーバーを選びたい
こんな方にはリカルのジェル歯磨きがおすすめです。
③GUM歯周プロケア デンタルジェル[電動ハブラシ用]

最後はGUM歯周プロケア デンタルジェル[電動ハブラシ用]です。
GUMといえば歯周病予防に特化した商品で有名ですよね。
当初ドラッグストアで購入できるかなと何店舗か回って探したのですが見つからず、インターネットで購入しました。
電動歯ブラシ専用に作られた歯磨き粉ということで、
研磨剤・発泡剤
⇒少しだけ配合
となっています。

2番目に紹介したリカルと比べると、もう少し透き通った色合い。
ここで改めて痛感しましたよ。
ジェルタイプは口が小さい方が使いやすい!

見てください。
下手したらリカルの10分の1くらいの小ささですよ。
ミント感も控えめで総合的に丁度良い使用感でした。
3つの中でこの商品だけ名前に[電動歯ブラシ用]と入っているだけありますね。
電動歯ブラシに最適な歯磨き粉の量、そしてジェルタイプの性質に配慮されていると解釈してよいでしょうか。
成分だけで見るとリカルが申し分ないのですが、使い勝手も大事だなと実感しました。
- 電動歯ブラシならジェルタイプ希望
- 使い勝手が良いことが最優先
- 安さ重視、お値段以上なら尚最高!
- 歯周病予防も気になる
繰り返すと、電動歯ブラシを使用する場合は
- 歯磨き粉を使うなら米粒程度の量で良い
- 研磨剤・発泡剤は歯を傷つける可能性あり
上記の特徴と、ホワイトニングや歯周病予防など求める効果に合わせて成分をチェックし選ぶと良いです。
希望に合わせてこの3つから選べば、きっと間違いなしです。
・おわりに
リーズナブルで質の良い電動歯ブラシ用の歯磨き粉を、3種類厳選し比較してみました。
まとめると、
ペースト状で研磨剤無配合・低刺激の泡立ちが特徴なのは「シュミテクト トゥルーホワイト」。
ジェル状、研磨剤・発泡剤は少し含むものの、快適な使用感が特徴の「GUM歯周プロケア デンタルジェル [電動ハブラシ用]」。
ジェル状、研磨剤・発泡剤なし!ミント以外にもフルーティーな種類が揃っている「リカル トゥーミント」。
手動の歯ブラシよりも楽に、しっかりと歯を綺麗にできるのが電動歯ブラシの利点です。
それを生かすためにも、新しく電動歯ブラシを始める際には歯磨き粉も見直してみることをおすすめします。
あなたにぴったりの歯磨き粉が見つかりますように。
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